赤ちゃんのいびき・子供のいびき
赤ちゃんや子供のかくいびきについて、気になる方もいるのではないでしょうか。
実際のところ、乳児のいびきには、注意が必要です。
なかでも新生児のいびきには、注意を要すると言えるでしょう。
新生児の赤ちゃんがいびきをかいている場合には、何らかの先天的な疾患や障害などが関係している場合があるからです。
大きないびきの音が気になった場合などには、すぐに専門医に診せることをおすすめします。
また、酸欠の状態になっているときには、喉仏の辺りがへこんでいるように見えることがありますので、この点にも注意してあげてください。
酸欠状態の赤ちゃんを放っておくと、脳などに障害を起こす可能性もあります。
赤ちゃんは、通常、大人よりも、喉の位置が高くなっています。
そのうえ、舌が上の方にあるので、口での呼吸がしづらく、もともと口呼吸よりも鼻呼吸をすることが多くなっています。
赤ちゃんは鼻での呼吸が主ですから、鼻づまりなどが起こると、呼吸困難に至る場合もあります。
ですから、アレルギー性鼻炎などには十分に注意が必要ですし、そうした鼻の疾患や障害を原因として、いびきが発生している場合があることを、覚えておいてください。
他にも、子供特有のいびきの原因として、扁桃腺などの肥大が挙げられます。
子供の場合、喉の奥の口蓋垂(こうがいすい、いわゆる、のどちんこ)の裏側の辺りにある咽頭扁桃が肥大する、アデノイドと呼ばれる症状を持つ場合があり、そのピークは10歳くらいとなっています。
これが原因で、いびきが発生することがありますので、やはり、お子さんなどのいびきが気になる場合には、耳鼻科での受診をおすすめします。
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