いびきが原因で起こる様々な問題
いびきをかくというのは、本人が寝ているときのできごとです。
ですから、本人は、どのくらいうるさい音なのものかも知らず、人に指摘されても、笑ってすませることも少なくありません。
しかし、いびきには、様々な問題が関係しています。もしかすると、重大な病気につながるものだったり、あるいは、すでに病気であることを教えてくれているものである可能性もあるのです。
ですから、たかが「いびき」と思わないことが大切です。
いびきによって起こる問題で、誰でも知っているのは、その音、騒音です。
自分のいびきのうるさい音によって、人の安眠を妨害している人も少なくないでしょう。
基本的には、人から指摘されて自覚することになるわけですが、その対応は様々で、ただ笑い飛ばす人もいれば、人と一緒に旅行したりすることに消極的になってしまう人もいるようです。
また、いびきは、睡眠不足の原因になる場合があります。いびきをかいているときには、基本的に、眠りは浅い場合が多いとされています。
眠りが浅いと体の疲れが取れず、日中眠気が襲ってきたりします。
いびきは、浅い睡眠の結果でもあり、原因でもあると考えることができます。
日中に、強い眠気がある場合には、睡眠時無呼吸症候群(SAS)である可能性もあるため、医師の診断を受けることも必要かもしれません。
いびきをかいているときには、上気道(咽頭(のど)や鼻腔(鼻))が狭くなっているということになります。
上気道が狭いと、空気を取り入れることが不十分になりやすく、体内の酸素が不足しがちになることが考えられます。
いびきをかくという時は、「上気道が狭くなっている」ということですので空気の循環が不十分となります。
空気の循環が不十分という事は、体内に取り込まれる酸素が不足するということになります。
脳が酸素不足になると、高血圧や肺性心合併など、いわゆる、合併症と呼ばれるものが発生する危険性もあるので、注意が必要です
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