いびきの治療に、保険は効くの?

いびきの治療に、保険は効くの?

「いびき」も、ひどいものであれば、治療の対象になります。

テレビなどで聞いたことがあるかと思いますが、いわゆる、無呼吸症候群と診断された場合には、保険適応もされることになります。

しかし、実際のところ、いびきの原因が無呼吸症候群である場合は、必ずしも多くはありません。

自覚症状もなく、ひどいいびきではない場合には、周りの人から指摘されるということになりますが、そうした場合には、保険適応外になることが多く、つまりは、病気ということにはならないわけです。

いずれにせよ、いびきをかく人というのは、とても多いはずです。

そのため、周りの迷惑になったりということも多いのですが、ありふれたものであるために、病気とみなされることがあまりなく、実際には病気であっても、その診断や治療が遅れてしまって、重度になってしまうことが少なくありません。

一般的に言って、病気というものには、薬がある場合がほとんどです。

しかし、いびきについては、薬による治療法はありません。

薬

そのため、いわゆる、民間療法が数多くあるようです。しかし、その治療効果のほどには、若干の疑問がある場合が少なくありません。

いびきを病院で治療するとなると、一番はじめに考えられるのは、レーザー治療ということになります。

レーザー治療の利点は、副作用がないという点が挙げられます。

実際に受ける際にも、手術ではあるが、局所麻酔で受けられる、痛みや出血あまり多くないなどの特徴があると言えるでしょう。

しかし、費用的には大きな問題があります。

いびきについてのレーザー治療は、保険適応外であることによって、手術費用がとても高額になってしまう場合があるのです。

おおよその相場としては、20万円前後程度であるとのことです。

いびきを治すための治療としては、他にも、いびきの原因が鼻炎である場合に、鼻炎の治療としてのレーザー治療があります。

これは、レーザーを使って鼻の奥にある粘膜を焼くことで、鼻の空気の通りを良くして、それによって、いびきを改善するものです。

いずれにしても、状態や症状などによって、保険の適用を受けることができる可能性もありますから、お医者さんとよく相談されると良いでしょう。