レーザー治療で、いびきは治せる?
通常は、いびきは、自分では、分からないものです。
つまり、いびきに自覚症状は、大概、ありません。
しかし、周りの家族や友達などの迷惑になっているかもしれません。
安眠を妨害して平気な顔をしているのは、はた迷惑な話です。
また、テレビなどで見たことがあるかもしれませんが、睡眠時無呼吸症候群を起こしているかもしれません。
他にも、慢性疲労、脳梗塞、心臓病、突然死など、関連性のある重大な病気を考えると、甘く見て、たかが「いびき」と考えていてはいけないようです。
そんな いびき ですが、近頃では、改善のための方法として、レーザー治療というものがあります。
実際に、どういうことをするのかと言えば、口蓋垂(こうがいすい−いわゆる、のどちんこ)の部分にレーザーを当て、それによって、気道を広くするのです。
気道が広くなる点も、もちろん、いびき対策になりますが、他にも、喉の粘膜がふるえるという、いびきの原因を抑えることにもなるのです。
いちおう、「手術」ということになりますが、手術時間自体は、五分から十五分程度と、あっという間に終わってしまいます。
術後の通院についても、それほど頻繁ではないとのことです。経過が良好であれば、炎症が取れるまでの一週間後、また、手術の反応が消える一ヶ月後などで、お医者さんの指示に従って、通院すれば良いということです。
レーザー治療というと、怖い感じがするかもしれませんが、レーザーによる手術は、すでに広く行われているものです。
もちろん、手術のときには、喉の奥にスプレーなどで局所麻酔をして、痛みは感じないようにしてくれます。
しかし、術後の痛みについては、場合によっては、扁桃腺が腫れたような痛みがでることもあるとのことですし、食事の時に、食べ物を飲み込みづらい場合もあるようです。
治療の後は、たばこやアルコール類を控えるように勧められたりもしますから、そういった手術について、疑問や不安に思う点については、手術前にお医者さんとじっくりと相談をしておいて、不安や不具合がないようにしましょう。
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